コンセプトから量産まで一貫した製品開発
フォワード・エンジニアリングは、お客様が製品開発のどの段階にいるかに関わらず、早期のコンセプトの草案からその検証を経たうえで、量産に至るまで開発全般の視点をもって製品開発をサポートします。
- 顧客、市場、規制要件に焦点を合わせた製品設計
- 開発初期段階からの材料および生産に適したコンポーネント開発
- 実績のある開発手法および業界をリードする開発ツール
- 検討初期段階からのコストおよび設備起因のロバスト設計によるリスクマネジメント
- バーチャルでの製品の検証による試験工数の削減
- 包括的な分析およびレポートによるネクストステップへの意思決定のサポート
- 試作、評価およびサプライヤとの調整業務
- グローバルネットワークを活かした中立で柔軟なサービス
製品開発への我々のアプローチは、目標を達成するだけではなく目標を更に上回るために、リソースの効率化と費用対効果の高い最新技術を取り入れた開発をお約束します。
樹脂および複合材料に特化したソリューションの生産ベースでのエンジニアリング
我々は、最先端の製造技術を取り入れた繊維強化樹脂並びに複合材料におけるソリューションの専門エンニアリングプロバイダーとして、お客様に新しい費用対効果の高い量産アプリケーションの開発を実現するための専門知識を提供します。
- 材料のコンサルティング: マトリクス樹脂の特性、補強材、添加剤、中間基材、最終製品の加工に至るまで、ベストな選択や業界ベンチマーク情報を提供します。
- 材料キャラクタリゼーションおよびCAE用の材料カード作成をサポートします。
- 様々な部品設計経験に裏付けられた知見を活用し、材料の特性を活かしたコンポーネントや組立コンセプトの立案から量産開発に至るまで開発をサポートします。
- 材料固有の特性に合わせた、とりわけ衝突時の挙動、疲労強度や接合に関するシミュレーションを提供します。
- 生産ボリュームに見合った最適な製造プロセスや組立プロセスの選定および新規開発をサポートします。
- ベンチマークやシミュレーションサポートを含む各種技術開発や生産プロセスにおけるコンサルティングを提供します。
- 検証試験プログラムの立案並びにクーポンレベルからコンポーネントや大規模な組立品レベルでの認証テストまで、試験の取りまとめをサポートします。
- コスト試算やライフサイクルアセスメント(LCA)全般の準備をサポートします。
- 最先端のリソースを提供できるグローバルネットワークと原材料の手配から検証用の試験場までをサポートします。
車体全体の設計
- 理論に基づくマルチマテリアル設計並びに最適構造設計
- 衝突性能の最適設計
- 様々な生産シナリオの検証
- 最適な接合技術の検証
- 持続可能性のニーズにこたえる設計とコストエンジニアリング
部品設計
- コンセプト段階から量産に至るまで、低コストで要求性能やサステナビリティを達成する設計
- 開発および開発品の検証におけるマネージメント
- 製造技術や生産シナリオの検証
検証
- CAE:コンポーネントからフルビークルレベルまでの静的・動的解析および衝突解析
- 複合材料や接合に関するCAE技術開発
- 成形解析
- 開発品の試作
- 実部品試験
成形加工
- 技術ベンチマークおよび最適工法の選定
- フィジビリティスタディおよびマーケットポテンシャルの分析
- サーキュラーエコノミーの最適化
- バリューチェーン全体におけるコスト検証
- 成形トライによる品質や成形性の検証
材料
- 材料ベンチマークや最適な材料の選定
- フィジビリティスタディや各市場における採用可能性の分析
- 標準化された複合材料のマテリアルキャラクタリゼーションや試験
- 持続可能なニーズにこたえるアプリケーション設計
お客様重視のソリューション
創業以来、我々フォワード・エンジニアリングは、問題解決のために真っさらな状態から柔軟な発想で検討を進めてきたことに誇りをもっています。基本から始めること、またお客様からのご要望、技術的要件や規制要件などを明確かつ客観的に理解することがプロジェクトを成功に導く重要な鍵となると考えています。我々は、日々進化を続ける材料技術や成形加工技術の知見を継続的に修得することで、皆様の挑戦に対して様々な業界で推進される繊維強化樹脂を適用した複合材料ソリューション開発をサポートさせていただきます。
自動車
- CASE – Connected(コネクティッド) Autonomous(自動化) Shared(シェアリング) Electrified(電動化)への対応
- 法規制や消費者により高まる安全要求性能への対応
- 急速に変化する消費者ニーズへの対応
- 持続可能な社会への対応
廃棄物の削減 – 直線的なモノの流れから循環型経済への移行
CO2排出量 – 脱炭素化への動き
新たなモビリティ/アーバンエアモビリティ
- 開発プロセスにおける破壊的なアプローチと急速に進化する要件を伴う新たなアプリケーションと活用事例
- 自動車業界および航空業界からの技術移転を通じたコスト効率の高い生産を推進
- 既に確立された業界で実績のあるパートナーとその技術を活用し、開発ターゲットを絞り込むことによるリスクの最小化
- 生産ボリュームの不確実性や変動性に対して柔軟に適応できる設計
- ステージゲート法アプローチによる初期の開発コストの低減と新たな要件とマイルストーンにシームレスに適応するためのアジャイルプロジェクト管理と組み合わせることによる迅速なプロジェクトのアウトプットの作成
エネルギー貯蔵システム
- エネルギー貯蔵システムは、規制、技術および顧客要望による機械的、電気的、熱的、環境的といった様々なトピックから構成される複雑な組み合わせから成り立っています。
- 適切なコスト、重量、性能をバランスよく達成するためには、一次構造の要件およびエネルギー貯蔵システムとの相互作用を深く理解する必要があります。
- エネルギー密度、関連するシステムに蓄積された潜在力は、設計、建設資材および製造技術に高い要求が求められます。
- 高圧タンクもしくは高圧貯蔵は、安全、機能および重量の要件が複雑となります。